人事になりました

入社から2年9ヶ月、エンジニアとしてプロダクト開発に取り組んできましたが、12月からは人事としてエンジニアの採用に専念することになりました。

なんで??って100000回きかれているので改めて考えをまとめておきます。

キャリアを積むにあたってエンジニアのままでいくか

これは長年考えていることです。エンジニアリングは楽しいし、やりがいもあるし、ありがたいことに給料ももらえています。しかし、自分の強みがエンジニアとして活かせるか、自分が本当にエンジニアリングを好きなのか、という問いに対しては依然として迷いがありました。

勘違いされたくないことですが、ぼくは自身に対していろいろな面で常に問いをもっていて、その一つとしてエンジニアとしてのキャリアがあった、ということです。決してエンジニアとしてやっていく自信を失った、というわけではありません。むしろ、これから人事として幅広くエンジニアに会い、彼らがもつ新しい知識、技術の取っ掛かりから、自分のエンジニアとしてのスキルも広めたり深めたりすることにも使いたいです。

不連続な意思決定

先日、当社の社長と飲む機会がありました。そこで「最近オマエ悩み無い?」という話になったときに上記のような話をしたところ「人事いって採用やったら?」という提案を受けました。

私は岡本太郎の、人生は積み重ねるものではなくすり減らしていくものだ、という考え方が好きです。採用というキャリアの選択は脈絡がなく不連続なものですが、だからこそ、人生をすり減らす良い機会だと感じました。

組織として必要なポジション

これまで当社には、エンジニア出身で人事部専任の社員がいませんでした。当社はプロダクトの会社であり、これからどんどん拡大しようとしています。そのなかで優秀なエンジニアを採用していくためには、エンジニアリングを知っている者が採用に全力で取り組むことが有用だと、客観的に考えました。また、私は特殊な存在であることを好むので、そういった意味でも主観的に得をすると考えました。

面白そう

そして何より、素直に面白そうだと感じました。個人と対峙し、彼、彼女の人生に一部責任をもつこと。マスに向けて自社の魅力を伝えること。社内に向けて、あらためて自社で開発に従事できる喜びを共感できるようにすること。

と、夢のある話ばかりしてきましたが、成果を出さなければ意味がありません。いろいろやるべきこと & やりたいことがあるので、やっていきます!!!!