第3回G-Study参加しました
第3回G-Study ~ 多忙なアナタのための120分!ワカラナイを楽しむオールジャンルなITエンジニア向け勉強会 ~ - G-Study | Doorkeeper
参加してきました。
全体として和やかな雰囲気で、敷居の低さ、質問のしやすさが心地よかったです。
LT枠
「おススメしたいこの1冊 ~ エキスパートCプログラミング―知られざるCの深層」 by 早川勇太
「いまどきのNoSQL」 by シン
「ストレスマネジメント」 by 河井智也
- ストレスから解放されるための3つの方法
- 「ストレスを保管する」: ストレス(将来に対する不安)を感じたことを記録する
- 「ストレスを測定する」: 感じたストレスがどの程度のストレスなのかを記録する
- 「ストレスを手放す」: 他のことに集中してストレスを忘れる
- 個人的にはストレスと向き合うことも大事だと思うので「手放す」はどうかな~って感じですが、「保管する」「測定する」はやりたいですね
「大切なデータを守ろう! 〜近年のデータ冗長化事情〜 前編」 by 高橋律人
- RAID0、1、5の簡単なお話
- 後編は次回だそう
- 関係ないですが、高橋さんの金融感が半端じゃなかった
「仮想現実と現実の差とは」 by 田嶋哲人
- VR、ARとかのお話
- けいおんのりっちゃんを嫁にするのがモチベーションらしい
- 味覚の再現も開発されてるらしいですね
ロング枠
「コーチング ~ 聴く力」 by 堀口裕介
- バックトラック、ミラーリング、などのテクニックのお話
- 最後にちょっとだけ実践
- ペーシング(口調、テンポを相手に合わせる)は初めて知りました。これは実践したい
Clean Coder
ソフトウェアエンジニアの「プロ」はどうでなければならないか、について述べられている。
技術的なことはほとんど触れられていない。
そこそこのコードを書いて(またはそこそこの設計書を書いて、あるいは勘と経験でチームをマネジメントして……)稼ぎを得るエンジニアは沢山いると思う。それでやはりそこそこの暮らしができてしまう構造にも問題がありそうだが、彼らはプロとは呼べない。
最初から最後まで、金言ばかりだ。
- 医者に縫合の練習させるために患者はお金を払っているのではない。
- ビジネスもプログラマも「早過ぎる詳細化」の罠に陥りがちだ。
- 見積もりは確率分布だ。
- プレッシャーのある状況を切り抜ける唯一の方法は、うまくいくとわかっているものを信頼することだ。
また著者の数々の失敗談には背筋が凍るような思いをさせられる。
定期的に読み返したい一冊。
自分をみつめる禅問答
対話形式で仏教について語られている。
対話といっても内容は架空のもので、話者A(禅僧)と話者B(仏教にやや懐疑的な(?)一般人)はいずれも著者。
読者がもつであろう疑問を話者Bが話者Aに問うてくれるので、大変読みやすい。
仏教によれば、自己の根拠は、自己以外の存在(著者はこれを非己と呼ぶ)から与えられる。この関係が「縁」と呼ばれる。
我々がモノ(人)に対して所有欲をもつとき、そのモノによって自己の存在意義を強固にしたいという構造ができている、という。
この世は苦である。だが、我々は死にたくないという欲求をもつ。これはどういうことか?
我々は自己が愛しいためだ。
ブッダは、「どの方向に心でさがし求めてみても、自分よりもさらに愛しいものをどこにも見出さなかった」と述べている。
この自己愛は非己から生じる。非己から何らかの形で愛された自己は、自己への愛をもつようになる。
仏教で自殺・殺人が禁じられるのは、この自己と非己の構造を否定することになるためだ。
この本には、「救い」は書かれていない。救われたいなら坊主に弟子入りしろ、でなければ自分で考えろ、と突きつける。
情報セキュリティスペシャリスト合格しました
大して勉強もしてませんでしたが、運よく受かってました。
読んだ参考書はこちら。
3週間完全マスター 情報セキュリティスペシャリスト 2015年版
午前問題は上の参考書に加え、Kindleの↓を暗記してました。
情報セキュリティスペシャリスト 午前Ⅰ・Ⅱ 一問一答問題集 2013年度版
午後問題は国語力とあとはほとんど運ですね。
あなたの思考に革命を起こす!「考えること」リスト
Kindle版が安かったので買った。
一応テーマはロジカルシンキングとクリティカルシンキングということになっている模様。
具体的な話ばかりで抽象的な説明が無いので、かなりとっちらかっている。
もっと優れた本は世の中に溢れているだろう。わざわざ読む本ではなかった。